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エアロの新法則、LAWテクノロジー

エアロの新法則、LAWテクノロジー

ワイドタイヤはロングライドやグラベルロードだけでなく、レースシーンでも広く求められるようになりました。このトレンドに合わせ、チューブレスレディで、ディスクブレーキ専用、ワイドタイヤに特化した新しいリム形状が必要となります。FFWDでは、25mmまでのタイヤですでに最速の名をほしいままにしていたDARC™テクノロジーのF6Dのエアロ性能を、25〜28mmのワイドタイヤで凌駕するという目標を掲げ、ゼロから開発をスタートさせました。

新たなエアロの法となるLAWテクノロジーと、それを採用したRYOT 55の開発プロセスをご紹介します。

本物のエアロ効果とは?

本物のエアロ効果とは?

FFWDの本社があるオランダは「風車と一面に咲くチューリップ」のイメージが強いと思いますが、世界的には平らな地形と風の強さと雨の多さで知られています。そう聞くとあまり魅力的な感じがしませんが、実は、カーボンホイールを過酷にテストするには最高の環境なのです。

空気抵抗を軽減するリムの設計は、膨大な基礎研究と、様々なリム形状のコンピューター解析と、プロトタイプの風洞実験を重ねて最適解を導き出しますが、実走環境においてライダーが直面する風の状況を知らなければ、どの答えが正しいのか判断がつきません。

「丈夫で長持ち」という価値

「丈夫で長持ち」という価値

「道具は使ってなんぼ」なんて言ったりしますが、自転車乗りにとってはホイールも道具の一つです。日常的に使う道具なら、走行性能や品質はもとより、耐久性やメンテナンス性も重要な性能となります。

ホイールのスペックを比較するとき、真っ先に見るのが「重量」というあなた! スペック表には現れにくい「丈夫で長持ち」という性能についても目を向けてみましょう。